家庭によっては普段からご主人が家計を預かりやりくりしているというパターンもあります。そういった場合、夫の年収や家の貯蓄額を知らないという妻も少なくありません。

・「結婚以来、夫の収入を教えてもらっていません。『俺が貯めてるから大丈夫だ』といい、私は食費や雑費をその都度もらう形式です。一応名前の通った会社に勤めているので、普通に貯金してくれているのであればこの先暮らせなくなることはないとは思うのですが、全体像が見えないのが不安ではあります。今回の給付金の話をすると『俺に任せておけば大丈夫』といつもの調子。夫のことは信じていますが、私や子供の10万円…。私だって自分で考えて地域に貢献したいという思いもあるのに」

・「我が家は共働きで、家のローンや自動車に関するお金は夫が支払い、食費や子供の習い事代は私が出す形をとっています。お互いのやりくりで余剰が出たときは自分の好きなように使えるのはいいところなのですが、児童手当などの振り込みがある月は気を付けないと夫が趣味に使ってしまうなんてこともあるので、今回のような大金の場合も目を光らせなければと警戒しています。夫に悪気がないのはわかっているのですが、自分の口座が潤うとそれに比例して出費がかさむタイプなので…」

・「お酒やジム、ゴルフなど普段から家族のことより自分のことにかけるお金が多い夫。『4人分で40万円か!』と言いながら、ネットサーフィンをしていました。『1人分は10万円だからね?』という私の声が聞こえているかどうか…。」