2020年10月頃から各地で始まった農林水産省主導の事業「Go To Eat」。ポイントを利用した飲食にもポイントが付与されるため「無限くら寿司」「無限ココス」などという単語が生まれ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で打撃を受けた外食産業に久しぶりに多くの人訪れました。

「Go To Eat」事業に参加したことで、再注目を集めたファミリーレストラン「ココス(COCO’S)」。ステーキやハンバーグをはじめ、キッズメニューも豊富なココスは、家族そろって楽しめると評判です。中でもお子さんたちから人気なのが「あらいぐまラスカル」コラボメニューとのこと。人気の秘密はいったいどんなところにあるのでしょうか。

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株式会社ココスジャパンは、ファミリーレストランチェーン「ココス」を展開する企業です。ゼンショーグループに属し、日本レストランホールディングスの連結子会社でもあります。「食を通して世界中の人々の幸せを創造していく」ために、食の安全やアレルゲンへの取り組み、食育などに力を入れているそうです。

株式会社ゼンショーホールディングスが2020年11月に発表した「2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」によりますと、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けた今期、「ココス」や「ジョリーパスタ」をはじめとするレストランカテゴリーの既存店売上高前年比は71.5%、当第2四半期連結累計期間の売上高は、447億6200万円(前年同期比27.8%減)となりました。外出自粛要請や緊急事態宣言の発出以降は、店舗営業の自粛や営業時間の短縮をおこなうことで売上高が減少しましたが、安全対策を講じた上での通常営業の再開や消費者の生活スタイルの変化に対応した結果、売上高は回復基調となっているそうです。

また、「ココス」はメニューのラインアップ強化、ごちそう感あふれるフェアメニューの投入やサービス水準の向上やテイクアウト商品のさらなる充実を図り、業績の向上に努めているとのことです。