2022年7月29日に公表された厚生労働省「令和3年簡易生命表の概況」によれば、男性の平均寿命は81.47歳、女性は87.57歳。
一般的な年金受給開始年齢は65歳からなので、平均寿命までとすると男性で約16年、女性約22年の間、年金をもらうことになります。
とはいえ、「人生100年時代」とも言われているので、それ以上になる可能性も十分考えられるでしょう。
老後生活の柱となる年金ですが、いまの物価高をみても「年金額を上げたい」と願う人は多いでしょう。
実は2022年4月より、繰下げ受給で最大84%まで増額できるようになりました。詳しくみていきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月1日更新)。