【遠距離介護になったらかかるお金】核家族がある日突然直面する「親の認知症・介護」
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2025年には、65歳以上の5人に1人が発症するといわれる病気が認知症です。
もしかしたら、お盆の帰省で親と会ったとき「なんか、同じことばかり言っているな…」「物忘れ多い?」など、気になることがあり「介護になったらどうしよう…」と思った方がいらっしゃるのではないでしょうか。
親元を離れて暮らしている方たちにとって、親の介護は大きな問題です。実際のところ、あまり考えたくはないですが、老いは必ずやってくるもの。
もしものときに慌てないためにも「介護にどのくらいのお金がかかるのか」は知っておいた方がよいでしょう。
今回は、とくに遠距離介護になった場合のお金について考えます。
執筆者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年勤務したのち、FPとして独立。ひとりひとりのお金に対する価値観を大事にしながら、ムリのない節約術を提案している。他のメディア媒体でも、お金に関する記事の執筆を行う。読者がすっと理解できるよう、文章の構成や表現などを意識している。LIMO編集部では、お金やペットの記事を執筆。自宅では、3匹の猫(12歳~19歳)と暮らしており、猫の健康管理や介護は得意分野。趣味は、落語、宝塚。愛読書は、P・G・ウッドハウスのジーヴスシリーズ(2023年11月20日更新)。