富裕層は「お金と時間」を何に使い、何に使わないのか。共通点を元証券会社社員が解説
日本の富裕層は1年間で約3%増加
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相次ぐ値上げに節約をするものの、効果を実感できない方も多いのではないでしょうか。
使うお金を減らしても、物の値段が上がっていては節約効果もなかなか感じられません。とはいえ、秋以降も続くといわれる値上げへの対策は悩みどころでしょう。
一方で、仏コンサルティング会社キャップジェミニの「THE WORLD WEALTH REPORT 2022」によれば、2021年の日本のHNWI※(いわゆる富裕層)人口は約365万人です(2022年6月14日公表)。
富裕層は自分たちとは関係ないと思ってしまいがちですが、彼らの行動には学ぶ所も多いでしょう。
今回は以前、証券会社に勤めていた筆者が感じた、富裕層がお金と時間を使うもの、使わないものをご紹介します。
※HNWI(High Net Worth Individual)とは「1百万米ドル(約1億円)以上の投資資産を保有」する人たちのこと。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。