2025年に向けて日本と世界の「富裕層」は推計でどれくらい増えるのか。地域別の「超富裕層」の割合も確認
富裕層の人数を日本と世界でみる
marchmeena29/istockphoto.com
「富裕層」というと縁遠い印象がありますが、国内外ともに着実に資産を築く富裕層は一定数います。
クレディ・スイスの「グローバル・ウェルス・レポート 2021」によれば、日本の米ドル建てミリオネア(100万米ドル超の富を有する成人の数)は300万人以上もいます。
日本の富裕層の割合はアメリカ、中国に次いで3番となっており、世界の7%を占めます。
また、2025年には日本を含む世界各国で富裕層が増加すると推計されています。
実際にどの国にミリオネアが多く、今後増える可能性があるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
今回は同調査を元に、2025年に向けた富裕層人口の推計をみていきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。