年の差夫婦必見!加給年金と振替加算とは。厚生年金にいくら加算される?
今まで加給年金の対象でも2022年4月から外れる場合も
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老齢厚生年金には、一定の条件を満たせば年金額に上乗せされる「加給年金」という制度があり、年金版「家族手当」ともいわれています。
加給年金は、老齢厚生年金を受け取る人が65歳以上になったとき、一定の配偶者や子どもがいれば老齢厚生年金に加算されます。
同じ配偶者でも、老齢厚生年金の受給者との年齢差でもらえる場合、もらえない場合があります。
また、2022年4月からは、今まで加給年金の対象になっていた配偶者が、状況によっては外れてしまう場合もあります。今回は、それぞれのケースを詳しく説明します。
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執筆者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年勤務したのち、FPとして独立。ひとりひとりのお金に対する価値観を大事にしながら、ムリのない節約術を提案している。他のメディア媒体でも、お金に関する記事の執筆を行う。読者がすっと理解できるよう、文章の構成や表現などを意識している。LIMO編集部では、お金やペットの記事を執筆。自宅では、3匹の猫(12歳~19歳)と暮らしており、猫の健康管理や介護は得意分野。趣味は、落語、宝塚。愛読書は、P・G・ウッドハウスのジーヴスシリーズ(2023年11月20日更新)。