厚生年金を14万円受け取れる人の現役時代の年収は?年金格差を乗り越えるコツ
【厚生年金と国民年金】日本の平均年収も確認
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今となれば将来、「公的年金だけで充分な生活ができる」と考えている方は少ないのではないでしょうか。
2021年12月に厚生労働省が発表した「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の平均額は14万4366円。本当にこの金額を頼りに、老後の生活を計画しても大丈夫なのでしょうか。
また、そもそもこの平均額を受給するためには、現役時代にどの程度の年収があったら受給できるのか気になるところでしょう。今回は現在のシニア世代の厚生年金の受給額事情を紐解きながら、老後のお金の備え方についてお話ししていきます。
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執筆者
大阪体育大学卒。中学~大学とサッカー部に所属。社会人女子ラグビー経験もあり、日本代表候補選出歴のあるスポーツウーマン。引退後は日本生命保険相互会社にて、保険商品の提案業務など金融営業経験を積み、採用・育成担当としても一度に約100名の指導経験をもつ。前職のゴンチャジャパンでは新規店舗の立ち上げに携わるなど、フットワークの軽さが持ち味。現在は個人向け資産運用会社にて、マネーに関するコンサルティング業務を行っている。AFP(Affiliated Financial Planner)