【マイナンバーカード】廃止枚数増よりも深刻、健康保険証&公金受取口座の新規登録件数が激減
デジタル庁の政策データダッシュボードをチェック(2023年7月7日更新)
デジタル庁「政策データダッシュボード(ベータ版)」
さまざまな問題が取り沙汰されているマイナンバーカード。直近では総務省が6月に廃止されたカードの枚数が約2万枚であったことを発表しました。話題になっている「自主返納」だけでなく、引越しに伴う失効も含まれているとのことですが、カードの累計交付数などにはどのような影響があるのでしょうか。健康保険証・公金受取口座の登録数などの推移と合わせて、最新の状況をチェックしていきましょう。
【マイナンバーカード】カードの申請件数・累計交付数
デジタル庁が2023年7月7日に発表した政策ダッシュボード(ベータ版)によると、7月2日時点のマイナンバーカードの累計申請件数(有効申請)は9737万3895件、累計交付数は9309万4079件。人口に対する申請件数率は77.3%。1日あたりの申請件数は1万579件(直近4週平均)。先週の申請合計件数は7万268件で、前週から3173件減でした。
執筆者
1990年生まれ。福岡県福岡市出身。明治大学文学部史学地理学科卒。2023年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォームに入社。ナビゲータープラットフォーム入社前は株式会社BCNで、デジタル生活を応援するランキング情報誌「BCNランキング」、流通業界特化の専門紙「BCN RETAIL REVIEW」、家電・グルメ・マネー・ヘルスケア・ライフスタイルの最新トレンドを発信するニュースサイト「BCN+R」、法人向けIT業界特化の専門紙「週刊BCN」などの媒体で編集・記者として10年間活動。業界のキーパーソンを数多く取材し、1000本以上の記事を執筆する。専門領域はPC、スマートフォン、オーディオ、IoT、EC、キャッシュレス、家電量販店、ディスカウントストアなど。定量的なデータに基づく正確な市場分析とユーザー目線の忖度のないレビューを得意とする。
最終更新日:2024/04/15