【特養の検討も約半数】有料老人ホームの費用「月額11~15万円」が約3割
入居の決め手、トップ3は「立地・費用・雰囲気」
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在宅介護から施設介護への切り替えは、介護生活の中でも大きなインパクトを持つ節目。要介護度や健康状態によって「向いている介護施設」は違います。介護や医療体制が入居者のニーズに合うかどうかが大切です。
とはいえ、最終的には費用面との相談が必要となるケースが多いでしょう。
特別養護老人ホーム(特養)などの公共施設の費用は収入に応じて設定されるため、有料老人ホームなどの民間高齢者施設と比べ金銭的な負担は軽くなります。
しかしその分入居希望者が多く、必要な時に入居できない点が大きなデメリットです。「いったん民間の有料老人ホームに入居して、特養の空きを待つ」という選択肢もありますね。
今回は2023年8月23日に公表された、有料老人ホームの入居理由や費用に関する調査結果を紹介していきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/校閲者/編集者/介護・終活記事担当
早稲田大学第一文学部卒。公益法人勤務を経て、フリーランス校閲・校正者として15年以上の経験を持つ。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務に強み。2020年よりLIMO編集部に所属。介護離職寸前の状態を経験するも、配置転換や社内初の介護休暇を取得。家族の介護と仕事の両立に試行錯誤するビジネスケアラー。一般社団法人終活協議会「終活ガイド資格1級」取得。現在は、介護や終活など「シニアを取り巻くくらしとお金」にまつわる記事を担当。(2024年2月8日更新)