シリーズでお伝えしている「年代別借入金の状況」。金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成30年)」(各種分類別データ)をもとに「年代別の住宅取得の状況」を見ていきましょう。今回は20代(単身世帯)です。
20代(単身世帯)の住居の状況
家は人生において大きな買い物の1つですよね。また賃貸を選択していたとしても、民間なのか公団なのか、社宅なのかで負担額も異なります。年代別の住居の状態はどうなっているのでしょうか。
20代(単身世帯)の「住居の状況」については下記の通りです。
持家…5.7%
・自分自身が購入した家屋・マンション…2.5%
・相続または贈与を受けた家屋・マンション…3.2%
非持家…94.3%
・民間の賃貸マンション・アパート、借家…68.8%
・公団公営の賃貸アパート…8.2%
・官舎、社宅…14.7%
・間借、親または親族の家、その他…2.6%
無回答…0.0%
20代(単身世帯)の9割以上が非持家のようです。
20代(単身世帯)の自家取得予定(非持家)と住宅取得必要資金(金額回答世帯)
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。