イスに座ってもいられない?学習塾にいる迷惑なA君 

Tさんが採点スタッフとして勤務している大手学習塾で目撃した問題児A君のケースをご紹介します。3歳児から高校生まで幅広い年齢層が自分のペースで課題に取り組む自学自習を基本とするスタイルの塾で、小学校3年生の男子A君はとても目立っていました。

まず、イスにしっかりと座る姿勢をキープすることができません。隣の児童にわざとぶつかるように脚を広げ、思い切り背中を反らせて後ろの席の子の学習を邪魔する体勢がお決まり。教室長から注意を受けると不貞腐れて離席し、教室内を自由に歩き回っては集中して学習している児童にちょっかいを出すという迷惑行為を繰り返していたそうです。

自身の学習に集中できないのは本人の問題なので仕方ないとしても、真面目に取り組んでいるほかの生徒の集中力を乱すA君には生徒もスタッフも困り果てていました。指導を重ねることで徐々に改善はしていましたが、通ってみないとどんな子が在籍しているかは分からないもの。学習塾を選ぶ際には実際に利用予定の曜日に体験学習をしに行き、どんな生徒と一緒に学習することになるのかチェックする必要があるかもしれません。