これから就職する学生さんにとって、初めてのお給料は今からの楽しみではないでしょうか。もちろん初任給だけで就職先を判断するわけではないと思いますが、社会人になるモチベーションを保つためには大事ですよね。
ところで、「公務員」や「会社員」の初任給って、具体的にはいくらぐらいなのか知っていますか?
同じ公務員でも違う?国家公務員と地方公務員の初任給
公務員の初任給はどれくらいなのか、まずは国家公務員から見てみましょう(※1)。
国家公務員
総合職(大学院卒):21万3,000円
総合職(大学卒):18万6,700円
一般職(大学卒):18万2,200円
一般職(高校卒):15万600円
※諸手当は含まず
(※1)人事院勧告「国家公務員の初任給の変遷(行政職俸給表(一))」人事院
なんと大学院卒の総合職と高校卒の一般職とでは、5万円以上も差がありました。同じ国家公務員でも、学歴によって初任給は大きく異なることが窺えます。
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。