「でも、そうやって自分には未知の領域でも関心を持って話を聞くからこそ、博識なのだと思った」とのこと。「記憶力もいいから、何でもすぐに覚える。マジメな顔をしてアイドルグループの話や最近出たばかりのゲームソフトの話をされると思わず笑ってしまう」と話していました。

口より手を動かし、何でもチャレンジする

「愚痴や文句を言ったり、不平不満を訴えたりする人は凡人。デキる人は何も言わずに手を動かす」と語るのは、メーカーで働く20代のBさんです。

Bさんの先輩は社内で最も若くしてマネージャーポジションに就いた優秀な人材だと言います。「その人は本当に実直で律儀で真面目で優しい。誰よりも多くの仕事をこなしているけれど、何の文句も言わない。そういう人が静かに出世していくんだなと思った」とのこと。

また、別の部署の上司も海外の大学を出たエリートなのだそうですが、その人は何にでも積極的に取り組む人だと言います。「とにかく何でもチャレンジする人。仕事もそうだけど、35歳を超えてからゴルフや社交ダンスを始めたり、資格試験の勉強をしたり。パワフルで自分に自分でリミットを設けていない感じがする。そこが平凡な自分との大きな差だと感じた」と話してくれました。

自分自身に期待し、プレッシャーをかける

続いては金融機関で働く20代のCさんです。「私の同僚は常に自分に期待していると話していた。彼女は海外の仕事がしたいからと言って、大学で語学専攻でも、海外留学の経験があるわけでもないのに独学で英語と中国語を勉強して無事異動の希望をかなえた」と言います。

「そのときに『すごいね、なんでそんなに頑張れるの?』と聞いたら、『うーん、自分に期待して生きていきたいからかな。自分はここまでだって諦めたらなんか人生がめちゃくちゃつまらなくなりそう』と言われて、彼女のように刺激を与えてくれる人と同じ会社にいられることが奇跡かもしれないと思った」と話します。