世帯年収別、女性の有業率は?

実際に共働きの家庭はどれくらいの割合なのか、世帯年収別にながめていきましょう。総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上の世帯)(第8-2表)」から、二人以上の勤労世帯の女性の有業率をみていきます。

  • 200万円未満:14.4%
  • 200万~250万円:14.0%
  • 250万~300万円:16.8%
  • 300万~350万円:32.3%
  • 350万~400万円:35.5%
  • 400万~450万円:39.4%
  • 450万~500万円:49.5%
  • 500万~550万円:50.8%
  • 550万~600万円:55.6%
  • 600万~650万円:54.8%
  • 650万~700万円:56.4%
  • 700万~750万円:55.1%
  • 750万~800万円:63.3%
  • 800万~900万円:63.3%
  • 900万~1000万円:68.1%
  • 1000万~1250万円:69.6%
  • 1250万~1500万円:75.7%
  • 1500万円以上:68.5%

上記を見ても分かる通り、世帯年収が上がるほど、女性の有業率が上がる傾向にあります。世帯年収500~550万円の世帯から、半分の家庭で共働きになると分かりますね。世帯年収1000万以上の家庭では、約7割が共働きです。