「なんとなく」買い物やレジャーに出かけることをやめる
目に見えて節約に効果があると感じたのが「なんとなく」をやめることです。「なんとなく疲れたらスイーツや外食」「なんとなく百均でお買い物」「なんとなく休みの日はレジャーに出かける」……このなんとなくの積み重ねが山となり、意外な出費になるのです。
この見えにくい出費をわかりやすくするために、目安を決めるようにしました。たとえば「水曜日と金曜日の夕食は簡単メニューにする」「お金のかかるレジャーは2週間に1回」「百均へ行くのは月に1回」など。おおよその目安をつけておくと、余分な部分が削られます。
日常の家事においても、たとえば次のように目安を決めます。
- 食洗機を使う回数を決める
- 野菜をまるごと買うのではなく、使い切れる量を購入する
- 冬はお風呂とキッチンの設定温度を別にする
目安を決めておくとそれが目標になるため、余計なお金を使う機会が減るでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月1日更新)。