【年収の壁】制度だけじゃない「扶養を外れて働くために必要なこと」トップ3
扶養内パートの3割「年収の壁を気にせず働きたい」
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入学や進級のこの時期、働き方について悩む女性も多いのではないでしょうか。
現代は共働きが主流とはいえ、フルタイムよりパートタイムで働く方が多くなっています。
一方で、2022年10月にはパートの社会保険適用が拡大されました。2024年にもさらに拡大予定であり、一定要件を満たすと社会保険加入となる「106万円の壁」を意識する女性も増えるでしょう。
社会保険加入はメリットも多いですが、手取りが減るのが悩ましいところ。働く時間を増やしたくても、今度は家事育児の両立が大変になり簡単にはいかないものです。
今回はコネヒト株式会社がおこなった「年収の壁についてのアンケート」より、パートで働く方の年収の壁に対する意見を見ていきます(有効回答数1553件。2023年3月15日公表)。
扶養内パートの3割「年収の壁を気にせず働きたい」
コネヒト株式会社が現在扶養内で働いている人に「(今後も)扶養内で働きたいか」を聞いたところ、35.5%が「いいえ」と回答しました。
扶養内で働きたいが6割超な一方で、扶養を気にせずに働きたい人も約3割いることがわかります。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。