楽天の「2022年度通期決算」を確認。業績やモバイル事業の動向とは
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楽天グループ株式会社(以下、楽天)は2023年2月14日に2022年度通期および第4四半期の決算を公表しました。
今回は楽天の2021年度と2022年度の決算資料を見ながら、その業績を振り返っていきます。
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1. 楽天「2021年度通期の業績」はモバイル事業などにより赤字決算に
まずは楽天の2021年度の決算から振り返ります。
楽天の2021年度通期決算では、楽天が公表しているNon-GAAP営業利益で▲2250億円の赤字でした。
「モバイルセグメント」にまとめられている楽天モバイルの事業をみると、四半期ごとの同セクターのNon-GAAP営業利益は下図の通りで、2022年度第1四半期までは赤字が拡大しています。
特に2021年度第3四半期以降は、四半期の赤字が1000億円を超えています。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。