近年、女性を積極的に採用する企業や女性管理職の登用数アップを目指す企業は多くあります。
また、結婚・出産後も働くことを前提にライフプランを立てる女性は、若い世代を中心に増えています。
女性が占める割合は産業によって異なり、それらに着目することで現代の女性が社会で求められている役割や問題に気付けるはずです。
本記事では女性の就業率を見た上で、産業別に女性の割合を見ていきます。
1. 20~59歳の女性の7割が働いている
「女性の年齢階級別就業率の変化」について、厚生労働省の「令和2年版 厚生労働白書 (平成30年度・令和元年度厚生労働行政年次報告) 厚生労働省 ―令和時代の社会保障と働き方を考える―」を元に見ていきましょう。
執筆者
学習院女子大学(国際交流学部・国際コミュニケーション学科卒)卒業。学部3年次にワシントンD.C.に所在する政府機関に訪問し、国際社会における日本の在り方について考えた。大学在籍中にファイナンシャルプランナー3級を取得。その後、都内大学院に進学し、19世紀アメリカにおけるライフスタイル、女性の生き方、女子教育・個人主義などについて研究。これらの知見を活かし、教育にかかる費用や貯蓄、公的年金制度などの金融&ライフをテーマとした記事を中心に執筆している。時代とともに変化する女性の進学・就職・キャリアの動向や、近年増加傾向にある「おひとりさま」の生き方を官公庁の統計データ等から紐解き、現代社会と絡めて考えていくスタイルの記事を得意とする。(2024年3月11日 更新)