【50歳代・二人以上世帯】貯蓄300万円未満の割合は?「厚生年金と国民年金」の平均月額も確認
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日々の支出や生活費、そして教育費や住宅ローンなど、様々な経済的負担がある中で、老後の資金を貯めることは容易ではありません。
貯蓄の重要性は認識していても、なかなか実践できず不安を感じる人も少なくないでしょう。
しかし、老後の生活を安心して送るためには、現役時代からの貯蓄が重要です。
そこで今回は、50歳代以上の世帯の貯蓄状況や年金の受給額に焦点を当て、老後資金の現状を探ってみます。
1. 【50歳代・二人以上世帯】貯蓄200万円台は何パーセント?
50歳代・二人以上世帯で「貯蓄200~300万円未満」を達成している人はどれくらいいるのでしょうか。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」より、50歳代・二人以上世帯の貯蓄事情を確認します(金融資産を保有していない世帯を含む)。
1.1 【50歳代・二人以上世帯】の貯蓄200万円~300万円未満の割合
1.2 【50歳代・二人以上世帯】の貯蓄300万円未満の割合
1.3 【50歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値
貯蓄200万円~300万円未満は1割未満、貯蓄300万円未満でみると約4割となりました。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム DCM室
編集者
LIMO編集部で、年金、医療、介護、ガジェットなど、さまざまなジャンルの企画、編集、執筆を担当。中央大学法学部を卒業し、在学中にはThe University of Sheffieldに短期留学。大学卒業後は、大手IT企業で働いた後、厚生労働省の記者クラブで医療保険制度や介護・高齢者福祉などの社会保障を取り扱う記者として3年間勤務。その後、GMOインターネットグループで、家電やハウツー情報などを扱うwebメディアで記事を編集。
現在はLIMO編集部に所属。マネー分野では年金、年金制度の仕組み、マイナンバー制度、社会保障、雇用、退職金、年金振込通知書、繰上げ受給、繰下げ受給などを解説。(2024年3月8日更新)
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。