【2024年インバウンド】台湾の訪日観光客は何にいくら使ってる？気になる消費動向を紹介 観光庁の訪日外国人消費動向調査「2024年1-3月期の全国調査結果（1次速報）」

3. 【インバウンド】1人当たりの旅行支出は？

全国籍・地域の訪日外国人（一般客）1人当たりの旅行支出は20万9000円と推計。国籍・地域別に見ると、台湾は17万3512円で、2019年同期比で32.9%増、前年同期比で15.7％減という結果になりました。

また、台湾人の旅行者数は144.1万人で、台湾人の消費額（1人当たりの旅行支出✕台湾人の旅行者数）は2501億円という数値を出しています。

台湾人の平均泊数は6日で、1人当たりの総額は17万3512円。買物代5万8093円、宿泊費5万1898円、飲食費3万7938円、交通費1万6186円、娯楽等サービス費9330円、その他67円となりました。

3.1 台湾人の1人当たりの旅行支出

• 買物代：5万8093円
• 宿泊費：5万1898円
• 飲食費：3万7938円
• 交通費：1万6186円
• 娯楽等サービス費：9330円
• その他：67円
• 総額：17万3512円

4. 【インバウンド】台湾は今後も増加の見通し

今回は、2024年1～3月期の全国調査結果から台湾の消費動向についてご紹介しました。

台湾は旅行者数、消費額ともに高い数値を出しており、特に買物代を消費していることが分かりました。2024年以降も引き続き、台湾からの訪日観光客の増加が予想されます。

参考資料

• 観光庁「訪日外国人消費動向調査　2024年1-3月期の全国調査結果（1次速報）の概要」

成瀬 亜希子